

北井あけみ
人形作家・人形遣い。
主に自作の人形・美術で舞台を構成し、潜在意識の世界に注視して独自な世界観を持つ作品を発表している。
1999年「人形演劇プロジェクト2000」に参加し、チェコのオブジェクトシアターをペトル・マターセク氏に学ぶ。黒谷都氏に人形操演を学ぶ。ヂバドロ・アノ、genre:Grayメンバーとして活動後、独立。2014年ロシア・クルガン国際人形劇祭においてgenre:Grayでグランプリ受賞。2015年ボスニア・ヘルツェゴビナ・東サラエボ国際人形劇祭にて「オリジナルアイデア賞」受賞。
2014年ロシア・エカテリンブルグ国際人形劇祭、2015年セルビア・スボティツァ国際青少年演劇祭、2017年フランス・フェスティバルニンギョウ参加。


長井望美
人形遣い・人形美術・人形劇作演出家。
’04金沢市立美術工芸大学工芸科在学中に『人形劇団ネンネンネムネム!ねむり鳥』を立ち上げ主宰。
以降独自スタイルの人形制作・人形遣い・人形劇作演出等の活動を行う。
’12東京都ヘブンアーティスト認定。同年「幽霊物語」で愛知人形劇センター主催“P新人賞”受賞。
‘13より『genre:Gray』黒谷都氏に人形遣いと人形劇作を師事。
身近な布から生みだされる不可思議な人形美術、日常生活に夢が紛れ込み混ざり合う物語世界、「いのち」に憧れたちあがり踊りだす人形遣い。こども部屋のぬいぐるみ遊びから出発し、現在も”わたしたちの生命の謎をうつす友人”人形と旅を続ける。
『ねむり鳥』活動のほか、アコーディオン奏者アラン・パットンとのユニット『Tan-Ton!!』(たんとん!)、道化師サクノキとのユニット『Cor Glass Fools!』(コル・グラス・フールズ!)など、他ジャンルのアーティストとの共同創作活動を通して、人形と人間が共存し行き来する物語世界の拡大と、「現代人の生活の中に人形劇はどのように存在できるか」活動の可能性を模索している。
「月の仔」で ”inochi”2015、ポーランド”international schools of puppetry”、なにわ人形芝居フェスティバル2017、いいだ人形劇フェスタ2017招聘。‘17 フランスの“festival mondial des theatre de marionnetes2017” OFF street部門選出。
'18 "Izmir international puppetry days"(トルコ)上演とWSで招聘参加。(『Tan-Ton!!』)
official web site http://nemuridorinagai.wixsite.com/nemuridori


横手ありさ Arisa Yokote
Official web https://arisa-utautau.jimdo.com/
呼吸と声から派生するあらゆる響きで豊かな色彩を運ぶ唄い手。
自然に散りばめられたモティーフ、リズムを模倣、反復し、それらに寄り添いながら物語を紡ぎ、のびやかに、ひそやかに、境界を超えている。
自身のアコースティックユニット『Lupe∝』、作曲家 宮内康乃による声と身体の現代音楽パフォーマンスグループ『つむぎね』、アフリカをスタートにアジアや世界の民族音楽を吸収し、新たな音楽を作り出す遊動芸能家集団『SUNDRUM』、馬喰町バンドのリーダー武徹太郎とのユニット『晴ツ』等さまざなグループへの参加。
また、パラリンピックのNHK公式CMソングへの参加、舞台作品への楽曲提供、障害のある子供達との音楽交流やWS、台湾原住民との音楽交流、絶海の孤島 青ヶ島に伝わる島唄の唄い手としての活動など、活動範囲は多岐に渡る。
2017年8月に1st Solo album「ヒトトオシのうた」をリリース。
マイク一本のモノラル録音で、ウクレレと歌だけの9曲を収録。
その素朴でシンプルな歌とサウンドは、横手ありさとの持つ本質的な表現の明るさ、時代を超えた強さ、奥ゆかさ、美しさを十分に感じられる作品となっている。

