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NERI project. チームメンバーにインタビュー!!  

 人形遣い・北井あけみ編   人形遣い(首謀者)・長井望美編   歌い手・横手ありさ編 

 NERI project.に参加することになった経緯を簡単に教えてください。

 ー首謀者のぞみさんに誘われて。

  自分の作品はグロテスクな人形が多いので、可愛い人形を遣いたいなぁと思いました。

  のぞみさんの人形は健気で可愛いです。つぶらな目で見つめられるとキュンとします。

 「海辺のちさ」の作品のテーマとして「少女」と「海」があります。

 小さい頃はどんな少女でしたか?

 ー小さいときから小さかった。

  ぼーっとしていて人より何でもやることが遅かったので、反動で今素早いのだと  

  思います。

  集中するとヨダレを垂らしていることに気づかなかった。

 今と変わったなぁ、と思うところは?

 ー見られる存在から、見守る存在になったこと。

 では、変わらないところは?

 ー第六感のようなところ。

 

 あなたにとって「少女」とは?

 ー可愛がっている友達の子ども。抱きしめた時の体温、湿度。甲高い耳に残る声。

 「海」にまつわる思い出はありますか?

 ー小学校に上がる頃に家族旅行で釣りをしていて、竿を引いた勢いでオコゼが円を

  描いて飛んできて、背中に刺さった。

  すごく痛くて、それ以来、実は海は苦手です。

  田舎は四方山に囲まれていて、川で沢ガニを捕る方が好きだった。

 

 「海辺のちさ」では人形や色々なオブジェクトを遣われますが、苦労されていることや

  面白いことなどありましたら…。

 

 ー人形遣いであったり、ちさを世話する女であったり、仕事をする女であったり、

  役割がどんどん変わっていくので、身体の在り方や呼吸が変わるはずだと思いますが、

  なかなかそれが難しいです。口笛を吹くように軽やかにそれができればいいのですが、

  今のところ必死の形相ではないかと思う(汗)

 ご自身の活動では、自作の人形・美術でご自身が遣い手をされ、独自の人形劇を発表されています。

 今回は、他演出・美術家(長井)の発案をもとにしたチームでの創作ですが、創作の過程や方法で、

 ご自身の作品創りとの違いや共通点はありましたか?

 ー40過ぎてからてんかんが治ったらしく、脳が変わってしまったようで、私の創作方法自体

  変わらざるをえないので、今の私の創作方法はまだよくわかりませんが、短い間でも

  genre:Grayで一緒にやっていたので、のぞみさんと言葉が通じないということは感じないです。

  でも私は見た目に良い方、のぞみさんは意味にこだわるという違いがあるなと思います。

 

 「海辺のちさ」という作品の魅力を簡単に言うと?

 ー可愛くて壮大な人形劇!色んな世代の方に楽しんでいただけると思います。

  ありさちゃんの音楽は本当に素敵です。

 

 みなさんにひとこと!!

 ー会場のムリウイもとても気持ちの良い屋上カフェです。

  公演を見終わったお客様が、少し軽やかになって帰っていただけることを目指して頑張ります!

 

 

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